2021年MSRC最杰出安全研究者表彰
Japan Security Team / August 05, 2021 / 4 min read
本記事は「Congratulations to the MSRC 2021 Most Valuable Security Researchers!」の日本語抄訳です。
MSRC研究者表彰プログラムは、協調的な脆弱性の公開に基づくセキュリティの脆弱性の発見と共有を通じてお客様を保護するすることに貢献してくれた研究者に、感謝の意と謝辞を公表します。本日は、各レポートのImpact(影響)、Accuracy(正確性)、Volume(量)に基づいた、今年の最優秀セキュリティ研究者(MVRs)を表彰します。
2021年MSRC最優秀セキュリティ研究者の皆様、おめでとうございます。
表彰対象と基準
このリストは、2020年7月1日から2021年6月30日の間に有効な脆弱性を提出し、2021年MSRC最優秀セキュリティ研究者になるための基準を満たした研究者を表彰しています。2021年MSRC最優秀セキュリティ研究者になるためのパスやプログラムのスコープに関する詳細は、こちらのブログ記事(英語情報)を参照してください。MVRステータスに加えて、研究者には次の成果を表すバッジが授与されます。
- Accuracy – 100%の精度を持つ研究者です。つまり、提出された脆弱性のすべてが有効な報告でした。
- Impact - 影響度の高い報告を表し、有効な脆弱性レポートの平均ポイントが90パーセンタイル(60ポイント)以上のものです。
- Volume – 報告の多さを表し、有効な脆弱性レポートが5本以上必要です。
もともとAll-Starカテゴリがありましたが、研究者からフィードバックをいただき、複数の製品やサービスに渡った調査結果を共有してくださった研究者にインセンティブを与えられないことを認識し、このプログラム期間のAll-Starカテゴリをキャンセルしました。
感謝と今後の展望
この1年間、お客様のセキュリティを強化するために協力してくださったすべての研究者の皆様に感謝申し上げます。皆様の来年の活躍を楽しみにしています。数か月以内に本プログラムのアップデートがありますので、そのアップデートをお待ちください。
Lynn Miyashita、プログラムマネージャー、MSRC
関連タグ
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